Cooky Etsucoの<Guitarの構造と電気系の考察>
“枯らす”ための コラム

Cooky Etsucoさんの“Gibson JAZZ GuitarJim Hall”の Guitarの構造と電気系編をこちらへ分けたんだってうっわ〜んヾ(δーδ)() 更に詳しくなる予定だとか\? ' ')/*☆。.'゚★。、::.::-…・ ・☆




ΨSubstance of The Essay♪Ψ
お目当てが一覧してわかるタイトル表をこちらにも付けましたぁヾ(*´x`*)ノ
手っ取り早く言うと 下の方にある エレクトリック・ギター奏者しか知らないギター用語満載の文章の見出し集なのです
見出しの数だけペ−ジが分散してしまうのは検索に不利ですが ドキュメント・ファイル形式にして同じ画像を共有しているので 移動が軽いということです 他タイトルの各見出しへは右はしの耳から行けます では・・ほい(9/23\ ' .'/〜*)☆。.'゚★。、::。.::-…・ ・☆

<“枯らす”ための コラム>'01/2/23∈
<Gibson's Catalogue>'02/6/10∈
< 鬼 からの質問状>'02/6/10∈
  ┗<ア−スの取回しの実際>'03/2/17∈
<スピ−カの基礎理論・肩代り童話〜癖 と技術〜>'02/9/23∈
≪ジャズ・ギタ−入手の実際≫'04/1/17〜7/23∈



<スピ−カの基礎理論・肩代り童話〜癖 と技術〜>'02/9/23∈

安藤 : 『あなたの演奏の秘訣を教えてください』。
カ−ルトン : 『It is Bending in performing』.
通訳 : 「曲げるように演奏することです」。
安藤 : 『難しいな(^^;)』。
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Cooky : 『・・となったというお話だよ(^^;)。
蛇足として、夜の町を徘徊するなら悪友について行くと失敗がない。又は“蛇のみちはへび”とも言われるよ(笑)・・・』。
鬼 : 「BOSEの モデル901ダイレクト/リフレクティング・スピーカー のような 癖 のある友達について行くと破綻するのでは('.' ^?・・。モデル901の各スピーカは、BOSEが特別開発した口径11.5cm(4.53インチ)のドライバーユニットを9つ使用して、その内1個だけをエンクロージャーの前面に、残り8個を後面に配することで、部屋の壁に音を向け、“直接音と間接音の理想的な関係を具現化した”と言うけど・・、音を直接伝えた方が原音に忠実だと思うから、“破綻しそうな友達にはついて行けないよ”(笑)」。
Cooky : 『ついて行くのは(見知らぬ)お姉さんじゃなくって友達ね(笑)。それに、過去に良かったのは奇跡かも知れないのにそれについて行くと、奇跡ってのは二度と起らないでしょ?それで破綻してしまうことの方が多いんだよ(^^;)・・。ミキサァを志したこともある私の友達は 鬼 よりももっと徹底した“原器主義者”で、「メ−カァの設計した音を聴くんだ!」と言っては、ト−ンを全部中間にしてしまうほどだったけど(^^;)、私が『2と4がディジタル合成でしょう・・』と当てるのにびっくりした彼は、今では可能性を考えた上でBOSEを選択して使っているよ(笑)。
じゃあ、Head SpeakerにNAPOLEX CTX-1以外の名器がなかったのはどうして?直接木から拾うソリッドボディより、間に空気を介したアコ−スティックボディの方が低音のアタックが出遅れないのはなぜ?管楽器はホ−ン効果で導いて音を大きくするけど、長い間、音が変形したなどと言う人もなく使われて来たのはどうして?・・』。
鬼 : 「・・・・・・Σ=('.δ^?」。


┗━BOSE 802 1981年の資料。こちらは8個の4.53インチ・フルレンジドライバ−を“前面”に配したプロ仕様。それでも合計面積は830.5cm2で、15インチ1個の1133.5cm2に満たなかった。・・が、各々の推定ボイスコイル径は約3.3cm、推定マグネット径は何と約10.3cm!

Cooky : 『スピ−カの面積はこんなものだったけど、他のそれを補助する技術が素晴らしかったんだよ♪POLYTONEがなければ購入の結論になっていたよ・・。“一見 癖 のように見える知識が 癖 なんかではない技術に変る”時、そこには基礎理論による解明があるものなんだよ。知識だけでは実際、技術がなければ、BOSEの技術でなくても何にも実現しないってことも言える訳だしね(^^;)・・・』。
鬼 : 「だって(δーδ^・・。“何をやってもいいんだぁぁ”が 口癖 の先生は・・人気があったけど・・、卒業したら自分で選択できなかったうっわ〜んヾ(δーδ^ノ。」・・・(笑)。
Cooky : 『しようがないな(^^;)・・。では、そのスピ−カの基礎理論をお浚いしましょうね♪・・・』。

【面積】
♪⌒『同じ容積の空気を動かすのに、小さい面積のスピ−カでは大きい振幅が必要ですが、大きい面積のスピ−カなら小さい振幅で良いことになります♪そして、“小さい面積のスピ−カより大きい面積のスピ−カの方が歪が少ない”です』。このように、歪はスピ−カを大きく動かすことにより主にコ−ン紙が変形して発生すると考えられるので、振動の幅はできるだけ小さく抑える必要があります・・。しかし低音を再生しようとすると、スピ−カは大きく振動しない訳には行きません(^^;)・・。
そこで、Headphoneなら耳を近付けて聴きますから、そんなに大きな振幅でなくて良いですが、スピ−カ自体の振動を間接音は“肩代り”して抑えてくれるので積極的に使った方がいいのです♪空気や壁の材質の音が色づきすることを心配する前に、コ−ン紙が既に変形していることを心配しなければなりません(笑)。壁が鳴ったら別ですが・・。

【マグネット】
大きく振動するスピ−カが少しでも変形しないようにするには?コ−ン紙に剛性を与えればいいですが、すると今度は大きい面積のスピ−カほど振動系が重くなってしまい、パンチが減って低音が出遅れるという問題が起るのです(^^;)・・。そこで、1940年代に開発された、2.5インチ(6.4cm)の大口径ボイスコイルと4インチ(10.2cm)の大口径マグネットを使用する設計技術があって、それは現在Electro-Voiceに受け継がれています♪EVMでは18インチ・スピ−カに到るまでこれで駆動します。(因みに、EVM-12L シリ−ズII 12インチ・スピ−カ単体=8.6kg、新Tナット+ボルト=96g。ELKに比べて4.75kgの重量増でした)。
昔のスピ−カのマグネットは弱く、否応なしにスピ−カの振動が小さかったのが忠実で枯れたいい音に聞えたため、同じ物を欲しがる人がいます・・。しかし、この解決策を基礎理論で解明してみますと、出さなければならない低音を再生するにはコ−ン紙を大きく動かすしか手立てがないことに変りはないのがわかります(^^;)。マグネットはやはり大きい方がいいでしょう・・・。

【2つに分ける、多スピ−カに分ける】
さて、『歪を減らすにはまず大面積スピ−カがいい♪』ということを書いている訳ですが、それでも更に音をクリア−に鋭敏に出そうとしてコ−ン紙を軽量化しますと、今度は剛性を失ったコ−ン紙がしなり、ここでも歪が発生します(^^;)・・。しかし軽量化に勝るものはないため、そんなに大きな振幅でなくて良いHeadphoneなら得難い名器になる可能性があります♪スピ−カで同じ効果を得るには?『同じ合計面積でも多数のフルレンジ小面積スピ−カに分ければいい』のです。遠達性が向上し、マルチウエイシステムと違ってクロスオ−バ−ネットワ−クからの歪も発生しません。単体のスピ−カ各々に強力なボイスコイルとマグマットを使用できますので、音に輝きとパンチを加え、低音を更にタイトにすることができます♪ここまで述べますと、BOSEが推定約10.3cm径の大口径マグネットを使おうとした理由が、ようやく見えて来ます♪・・・。

【総重量】
後、CABINET全体の重量も見逃せません。総重量が16kgを超えると最早電車では運べないからです(^^;)。多スピ−カに分けた物の少ないデメリットとして、スピ−カ面積の割にこの総重量が重くなることが予想されます・・。例えば、BOSE 802 スピ−カ−システムの総重量は830.5cm2相当が17kgでしたが、POLYTONEのMINI-BRUTE III 100W・AMPLIFIERなら、1133.5cm2の15インチ一発が僅か15.5kgです♪奥の手としましては(笑)、Marshallの1987 50W・AMP-HEADが丁度16kgですので、もっと軽いMONITOR SPEAKERと別々に購入することにより一人で運ぶことができます。ここで再びSPEAKER BOXにPOLYTONEやBOSEを使える可能性が出て来るということです・・・。

【価格】
そして最後にPRICEですが、このようにメ−カァの知識から購入に到る道筋には実に相対的な関係があって、知っていても市場にない要素はいくつか諦めなければならないということだし、諦めることが多いから知らないでいいということでもありません(^^;)。ただ、お互いが「これが“原器”だ!」と譲らないのではそれが紛争になるので、“A”は“ア”の字に似ていたりに共通性を見出せる基礎理論だけが紛争を静めるということはできます・・。実際、スピ−カの基礎理論をやれば、これらの技術的な関係を解き明かし柔軟にいつでも使うことができるので、結論にはこだわらなくなります♪・・・。

【“肩代り”技術】
◆密閉、バスレフダクト、バックロ−ド ホ−ン、リアクティブエアコラムなどの、低音を“肩代り”させることができる技術は、いずれも、併用すればスピ−カ自体の振動と変形を少しでも抑えることができる素晴らしい技術なのですから、“やれることは全部やったとしても・・”、それでも他のメ−カァの動向から目が離せないというのが正しい競争の在り方です。◆
蛇足ですが(笑)、「武士道とは死ぬこと」のような“原器主義的”な知識から、→先の道を閉ざしてしまい、競争上も成功者にあやかることしかしなくなって、本当の意味での国際競争力を育たなくしてしまう人が多い中・・、「なるようにしかならない」(大自然の力の前では人など既に死んでいる)から、→『それでも、やれることは全部やろう』の二元論に展開し、海の事故を防ぐ実際として述べていた、海の更新講習の折の70代の講師には深く感銘を受けました♪山本 常朝の口述を筆録したと言う葉隠聞書(はがくれききがき。1716完成)からの引用でしたが、知識は 癖 に留まらない技術的解明に到らなければ実際何の役にも立たないのは、スピ−カも同じことです(^^;)・・。
「破綻しそうな友達にはついて行けない」から、→コ−ン紙から直接伝わる音しか信じなくなり、“破綻しない法”などの本が売れるようになるのではなくて(笑)・・、「そのコ−ン紙が既に破綻している」から、→『それでも、やれることは全部やろう』、『変形を少しでも小さくする手立てなど他にありはしないのだから・・』ということに気付かせなくては意味がない・・。
それには?基礎理論と共に、『大自然』、『シ−マンシップ』、『国際感覚』、そして『JAZZ』などのキ−ワ−ドが貢献するようです♪・・・。
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鬼 : 「φ(~. ̄^)ZZZzzzzzzz・・・・・」。
Cooky : 『わかった?Σ=(*゜▽ ̄^\('.' ?)・・。』・・・(笑)。⌒♪

Gibson's Catalogue
鬼 からの質問状

ジャズ・ギタ−入手の実際
Gibson JAZZ GuitarでJim Hall